「ONE」ではサイト全体を通してワンカラム構成としコンテンツに臨場感や没入感をプラスすることに焦点を当てています。
ワンカラムのメリットとしては
・スマホレイアウトと相違が少なくユーザーが使いやすい
・サイドバーをなくすことで、すっきりとした見栄えになり、メッセージがダイレクトに伝わりやすい
・メインコンテンツを集中して見てもらうことで、シェアされる確率が上がる
のような点が挙げられますが、デメリットとして、
・サイト回遊を促すコンテンツがあるページ下部まで見てもらえないケースが多く直帰率が上がる
・サイトナビゲーションが弱化することでユーザビリティも低下する
・サイドバーがなくなったことによって、情報量が少なく映る
「ONE」では特に、後者のワンカラムで発生するデメリットについて様々な施策を講じています。
トップページやアーカイブページで使用可能な大記事(1カラム表示)、小記事(2カラム表示)を織り交ぜたレイアウトは単調になりがちなワンカラム構成にアクセントを加えます。またページスクロールに追従するヘッダーでページのどの場所にいても、他ページへの遷移ができます。サイドバーがなくなった影響を考慮し、当テーマではヘッダー部右上に設置されたバーガーメニューおよび通常より広めにとられたフッターエリア(記事カルーセルを含む)を実装しています。
ワンカラムのメリットはそのままに、デメリットをカバーして余りある機能面、デザイン面での工夫の数々が新たなワンカラムデザインの在り方を創出しています。